環境対策も専門家が了承 リニアのトンネル工事

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 リニア中央新幹線・瀬戸トンネル(岐阜県中津川市)の工事で作業員2人が死傷した事故を受け、県環境影響評価審査会の地盤委員会が11日開かれた。JR東海が知事意見への回答を説明し、委員会が「妥当」と判断。9日夜にあった安全対策の専門家会議もJRの回答を「妥当」としており、安全対策と環境保全の両面で専門家の了承を得た。

 県の要請を受け、県内4カ所のトンネル工事は昨年10月から中断している。県は今後、沿線市町の意見も踏まえJRに意向を伝える。JRは県が求めた対策を工事の環境保全計画書に盛り込み、工事再開前に沿線住民に説明する方針だ。

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