北陸新幹線、新駅の出入り口名 地元提案の愛称も

佐藤美千代
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 JR西日本は、2024年春に開業を予定している、北陸新幹線新駅の出入り口名称を発表した。6駅のうち3駅は、正式名称に加え、地元の自治体が提案した愛称を使う。

 出入り口の名は、加賀温泉駅(石川県加賀市)が「北口(日本海口)」と「南口(温泉中央口)」、福井駅(福井市)が「東口(一乗谷口)」と「西口(福井城址(じょうし)口)」、敦賀駅(福井県敦賀市)が「東口(やまなみ口)」と「西口(まちなみ口)」。かっこ内の愛称は地域のイメージや歴史、観光地にちなみ、各市がJRに要望していた。

 小松駅(石川県小松市)、芦原温泉駅(福井県あわら市)、越前たけふ駅(同県越前市)は、自治体から特に希望がなかったため、いずれも「東口」と「西口」を使う。

 JR西日本金沢支社の担当者は「方角を示す名称はわかりやすく、愛称をつけると、訪れる人により親しみを持ってもらえる」と話している。(佐藤美千代)

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