並行在来線運営会社は「ハピラインふくい」 知事らが記者会見

小田健司
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 2024年春の北陸新幹線金沢―敦賀間の開業で、主に福井県側の並行在来線の経営分離をJR西日本から受ける第三セクターの社名が「ハピラインふくい」(愛称・ハピライン)に内定した。福井ではなじみのある「ハピネス」を連想させるネーミングで、今後、ロゴマークの制作なども手がける。

 昨年12月から社名を公募。1万6709件の案が寄せられ、3月28日に開かれた三セクの取締役会で選んだ。三セクの会長を務める杉本達治知事は協議会後にあった記者会見で「地域に密着した県民鉄道として、人と町をラインでつなぐことで幸せな福井県の未来をつくるという思いを込めた」と説明した。

 三セクは2019年に県並行在来線準備株式会社として発足。今後の株主総会での決議を経て、7月に正式に社名を変更する予定。新幹線開業後は、大聖寺駅から敦賀駅までの84・3キロの営業を担う。(小田健司)

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