常磐線が上下線で全面再開 仙台―品川を直通

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 【宮城】福島県沖地震による復旧工事で一部区間の運行を見合わせていたJR常磐線が24日、全面再開した。これに伴い、仙台―品川(東京都)を乗り換えなしで移動できる「特急ひたち号」も再開した。

 JR東日本によると、福島県内の広野―駒ケ嶺間で、レールがゆがんだり、橋の一部が破損したりしたため、復旧工事や安全点検を続けていた。

 「特急ひたち号」は一部区間が臨時快速となり、直通運転は上下とも各日4本。いわき―仙台間では、レールの土台となる砂利を敷き詰め直したため、当面の間は徐行運転をするという。所要時間は通常より40分ほど長くなり、5時間~5時間半ほどだという。

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