DMVも乗れます 四国の「右下」地域のフリーきっぷ再開 4月1日

福家司
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 【徳島】昨年12月に開業した阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビークル)をはじめ、四国南東部の鉄道や路線バスなどに自由に乗り降りできる切符「四国みぎした55フリーきっぷ」の販売が4月1日から再開される。

 DMVが利用できるのは阿波海南文化村―道の駅宍喰温泉間で、当日に空席のある場合に限る。土日祝日に運行される室戸への便には乗車できない。

 JR牟岐線の徳島―阿波海南間と土讃線高知―後免間、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線と高知東部交通の路線バス(甲浦岸壁―室戸岬―安芸営業所間)で利用できる。このほか、JR四国と徳島バスの運賃面での連携により、徳島バスの高速バスの阿南駅―浅川間も空席がある時に利用できるようになる。これにより、列車とDMV、路線バスを乗り継いで徳島―室戸岬―高知間を旅行できる。JR、土佐くろしお鉄道の列車は普通・快速列車の自由席に限られる。

 このきっぷは、DMVの開業が遅れたことで、2021年7月から販売が一時中止されていた。

 JR四国の駅のみどりの窓口、土佐くろしお鉄道、阿佐海岸鉄道の主要駅などで販売。有効期間は3日間、価格は大人5500円、子ども2750円。販売は来年3月29日まで。問い合わせはJR四国電話案内センター(0570・00・4592)。(福家司)

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