SLやまぐち号が運行スタート 力強い汽笛、迫力「五感で楽しんで」

後田竜衛
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 蒸気機関車が牽引(けんいん)するJR山口線の観光列車SLやまぐち号(新山口―津和野)の今シーズンの運行が19日始まり、山口市新山口駅で出発式があった。ホームに約400人が集まり、1938年製のD51―200号機の迫力ある姿や力強い汽笛を楽しんだ。

 79年8月に運行が始まり43年。11月20日までの土日と祝日を中心に86日間、62・9キロの区間を1日1往復する。

 周南市から来た谷岡篤和(あつと)ちゃん(3)は家族4人で先頭のSLと記念撮影。平原康久駅長は「音や姿など五感を使って、沿線の風景とともに楽しんで下さい」と話した。(後田竜衛)

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