耐震補強後の電柱も… 東北新幹線の脱線現場近くで損傷確認 JR東

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小川崇
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 JR東日本は18日、最大震度6強の地震の影響で、東北新幹線の線路で電柱24本、高架橋など20カ所の損傷を確認したと発表した。さらに増える見通しで、東日本大震災後に耐震補強したものも含まれていた。

 同社によると、震源に近い福島―仙台間を中心に電柱が折れたり傾いたりし、架線の断線も見つかった。高架橋の土台の損壊や、レールのゆがみも確認された。点検を終えるのにあと2~3日かかるという。

 2011年3月の東日本大震災では、東北新幹線の電柱数百本が損傷。同社は古い時期に設置された東北・上越新幹線の電柱約2万本のうち、地震のリスクが高い地域の5千本を優先して根元の補強などを進めていた。

 しかし、昨年2月、最大震度…

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