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　東日本大震災復興祈念の試合に出場するバスケットボール男子Bリーグ3部の岩手ビッグブルズを応援しようと、岩手沿岸を走る三陸鉄道は特別列車「ブルズ列車」の運行を始めた。

　車内には選手15人のサイン入りポスターが飾られ、列車にまつわる選手の思い出も書かれている。トリコロールカラーの車体の先頭には、ビッグブルズのロゴや「三陸と共に」と記されたヘッドマークがきらりと光る。先月21日の釜石駅での出発式には大沢歩選手（30）らが参加。「ぜひ列車に乗って応援に来てほしい。実物の方がいい筋肉をしているな、とか感じられるはずです」と話した。

　特別列車は通常ダイヤに組み込まれる。3月12、13日の宮古市民総合体育館でのアルティーリ千葉戦と、同26、27日の釜石市民体育館での東京八王子ビートレインズ戦の前には、会場に向かう列車として走らせる予定だ。（西晃奈）