5人死亡の脱線事故から22年、日比谷線の現場付近で追悼

小川崇
[PR]

 営団地下鉄(現・東京メトロ日比谷線で乗客5人が死亡した脱線衝突事故から22年を迎えた8日、中目黒駅(東京都目黒区)近くの現場で慰霊の催しが開かれた。遺族や同社の関係者らが慰霊碑に献花し、犠牲者に祈りを捧げた。

 事故は2000年3月8日、午前9時1分に起きた。中目黒駅に向かっていた電車の最後尾が脱線して対向の電車に衝突。5人が死亡し、計64人が重軽傷を負った。同時刻に黙禱(もくとう)した山村明義社長は「様々な角度で安全性を検証し高めていくことは鉄道事業者の務めであり、そのことをこの場で再確認した」と話した。(小川崇)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら