87年前の鉄道信号機、操作体験OK ファンの要望→「引退」を撤回

[PR]

 明知鉄道岐阜県恵那市)が戦前から残る腕木式信号機の操作を体験できる企画を始めた。2004年に現役は「引退」したが、今も岩村駅に2基残る。鉄道ファンからの要望に応えて、点検・整備を施した。

 この手動の信号機は1934年に国鉄明知線が開通した当時からあった。ホーム上の「出発信号機リーバー(レバー)」を手前に引くと、腕木が下を指し、通行可能になる。

 午前10時~午後3時半、列車の行き来のない時間帯に体験できる。料金は300円(別途、入場券か乗車券が必要)。操作体験記念切符を受け取れる。問い合わせは明知鉄道(0573・54・4101)。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません