全国でも珍しい常設の鉄道部品販売所 つり革、看板など駅の待合室で
滝沢隆史
長野県出資の第三セクター、しなの鉄道(上田市)は2月から、小諸駅(小諸市)の待合室で鉄道部品の販売を始めた。イベントなどで部品を売る例は多いが、駅構内で毎日買えるコーナーは全国でも珍しい。
つり革(白)800円、窓つまみ1千円、貫通扉取っ手3500円――。待合室の一角にある「小諸駅部品市場」。電話ボックスほどの大きさのガラス張りの棚に15点の小物が並ぶ。
「火気厳禁」看板1500円や、急勾配を上り下りするためレールの中央に敷設された「碓氷峠ラックレール」3枚歯3千円など現品限りの「1点もの」も。
ジュースの自動販売機があっ…
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