美祢線100周年盛り上げへ、目指せラッピング列車 地元が寄付募る

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寺島笑花
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 2024年に全線開通100周年を迎えるJR美祢線を盛り上げようと、車両を記念ラッピングで彩るプロジェクトが進んでいる。沿線自治体の一つ、山口県美祢市ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング(CF)を実施中で、寄付金は目標金額の320万円を超えた。

 同県山陽小野田市から長門市まで、県を南北に結ぶ美祢線は1924(大正13)年に全線開通し、石炭や石灰石などの貨物輸送も担った。2010年には記録的豪雨により全線が不通になったが、翌11年9月に運転を再開した。

 利用促進を図ろうと、10年には美祢、山陽小野田、長門の沿線3市と県、JR西日本が連携し、JR美祢線利用促進協議会を設置。これまで協議会を主体に、フォトコンテストやイベント列車を企画、実施してきた。今回の100周年を記念したラッピング列車も協議会が計画した。

 ただ近年、美祢線の利用者数…

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