とれいゆつばさ、ラストランは宮城の車両基地へ 3月31日

上月英興
[PR]

 老朽化のため、今年度で運行を終える足湯付きの山形新幹線「とれいゆつばさ」のラストランが、3月31日運行と決まった。山形発、新幹線総合車両センター宮城県利府町)行き。JR東日本グループは3月、「フィナーレプロジェクト」として次々に企画列車を運行し、花道を飾る。

 最後のとれいゆつばさは午前10時41分、山形を出発し、郡山や仙台を経て午後1時18分に新幹線総合車両センターに到着。乗車したまま車両洗浄装置を通り、センター内では記念撮影できる。ただ、足湯やバーカウンターは利用できない。

 足湯も利用できる最後の「ありがとう とれいゆつばさフィナーレ号」は3月27日、新庄―福島―山形間を運行。このほか、南東北3県を巡る列車(3月13日)や「最初で最後」という上野発盛岡行き(同20日)などを設けた。同27日、31日は抽選発売で、それ以外は先着順。「びゅうトラベルサービス」のウェブサイトで申し込める。(上月英興)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません