パスモやスイカ使用可能に 秩父鉄道、3月から全駅でシステム導入

猪瀬明博
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 秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)は27日、交通系ICカードを3月12日から全駅で導入すると発表した。これで県内のすべての鉄道にカード1枚で乗車できることになる。

 使用できるカードは「PASMO(パスモ)」「Suica(スイカ)」など10種類。乗客の利便性の向上のほか、新型コロナウイルスなど感染症対策にもつながるという。パスモの定期券も同日から販売する。取り扱い駅は羽生、熊谷、武川、ふかや花園、寄居、長瀞、秩父、御花畑の8駅。

 ICカード乗車システムの導入に伴い、この8駅と影森駅、三峰口駅以外の27駅では窓口営業を終了、社員の定期巡回で対応する。問い合わせは同社(048・523・3822、048・580・6363)へ。(猪瀬明博)

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