「相鉄・東急直通線」2023年3月開業へ 連絡線と駅2つを新設

松沢奈々子
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 相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅(横浜市神奈川区)と東急東横線・目黒線日吉駅(同市港北区)を結ぶ「相鉄・東急直通線」が来年3月に開業することが決まった。相模鉄道東急電鉄などが27日、発表した。

 両駅間に約10キロの連絡線が新設され、相鉄線と東急線が相互直通運転をする。途中に、新横浜駅と新綱島駅が新設される。

 神奈川県中央部と東京都心を直結させる新線の開業となり、所要時間の短縮や東海道新幹線へのアクセス向上など、利便性を高める。相鉄線からの所要時間は、二俣川(横浜市旭区)―目黒間は約38分、海老名―目黒間は約54分という。

 直通線の名称は、西谷―羽沢横浜国大―新横浜が「相鉄新横浜線」、新横浜―新綱島―日吉は「東急新横浜線」となる。相鉄本線いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続。相鉄線から、東京メトロ南北線副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線にも相互に乗り入れるようになる。(松沢奈々子)

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