越美北線の四季写す 道の駅で展示会
柳川迅
福井県大野市と福井市を結ぶJR越美北線をはじめとした県内の鉄道の列車を撮影した写真展「越美北線と県内鉄道沿線の四季」が福井市の道の駅「一乗谷あさくら水の駅」で開かれている。雪や紅葉、ひまわりの中を走る列車など四季折々の鉄道の姿を捉えた23点の作品が展示されている。2月20日まで。
越美北線の利用促進や一乗谷への誘客につなげようと、同駅が企画した。写真の撮影者は福井市在住の大川賢一さん。北陸への転勤を機に、ローカル線に魅了され5年前から鉄道風景を撮り続けている。
このほかに同駅のそばにJRの駅ができたらというコンセプトのジオラマも展示されている。同県鯖江市から訪れた末本明美さん(68)は「地元の電車の知らない姿を見せてもらい、発見があった。福井県は四季がはっきりしているが、そこを表現していて素晴らしい」と話していた。