阪急梅田駅のAI端末、お店も乗り換えも案内 関西弁もわかる

朝倉義統
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 阪急電鉄が、大阪梅田駅に設置している人工知能(AI)の案内端末の利用を呼びかけている。端末は新型コロナウイルス対応で、画面に触れずにすむ非接触型。音声対話の仕組みだ。

 優しい声で画面の中から対応してくれるのは、キャラクタースタッフの小石川彩さん。指を画面に近づけたり、話しかけたりすると、運行情報や乗り換え、駅構内の案内はもちろん、同駅周辺の複雑な地理やお店などについても丁寧に教えてくれる。

 2階中央改札と3階改札のコンコース東側の2カ所に設置。日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応していて、関西弁なども認識できるという。昨年7月から実証実験をしてきたが、緊急事態宣言の影響などを受け、問い合わせの内容や傾向のデータをさらに集めて、音声認識率や回答精度を高めるため、3月末まで延長したという。

 今月12日からは、端末の側面に小石川さんの大きなパネルを取り付け、利用を呼びかけている。同鉄道の広報担当者も小石川さんも「体験してみてね!!」。(朝倉義統)

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