前年2倍超もコロナ禍前の75%程度 JR四国の年末年始利用

福家司
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 JR四国は6日、年末年始(昨年12月28日~1月5日)の利用状況を発表した。瀬戸大橋線や主要3線区の特急、快速列車の利用客は前年同期より2倍以上に増えた。ただ、コロナ禍前の前々年同期に比べると75%程度で、1987年の会社発足以来、前年同期に次いで2番目に少なかった。

 新型コロナウイルスの感染者が激減し、前年は控えていた四国への帰省を2年ぶりにした人が多かったためとみられる。

 瀬戸大橋線の利用客は19万8千人で前年比2・46倍だが、前々年比では74%にとどまった。ただ、ピーク日を比較すると、下り(12月29日)、上り(1月3日)とも前々年ピーク日の8割超まで戻った。予讃、土讃、高徳の主要3線区の特急の利用客も9万8400人で、前年比2・62倍、前々年比75%だった。

 乗車率最高の列車は、1月4日の瀬戸大橋線の特急南風16号の191・1%だった。(福家司)

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