2年ぶりの帰省、「やっぱり『ふるさと』って感じ」

鷲田智憲
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 年末年始をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュがピークを迎えている。JR山形駅では30日午前、大きなスーツケースを運ぶ家族連れや、スキー板を抱えた観光客らの姿があった。午後には山形新幹線下りの自由席乗車率が最大140%になった。

 東京都に住む渡辺智子さん(40)は2年ぶりの帰省だという。友人との再会を抱き合って喜び、「雪がすごくてびっくり。やっぱり『ふるさと』という感じがします」。

 一方、改札口に立つ酒田市の男性(54)は50年来の友人が東京から到着するのを待っていた。「いつもは家族ぐるみだが、今年はコロナもあるので本人とだけ会います」と語った。

 JR東日本山形支店によると、山形新幹線の下りは31日の日中の指定席はほぼ満席。上りは1月2、3日がほぼ満席という。(鷲田智憲)

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