帰省ラッシュがピーク 「やっと帰れた」 コロナで2年ぶりの人も

岡田将平
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 年末年始をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが29日、ピークを迎えた。JR広島駅広島市南区)では、家族らとの再会を喜ぶ人たちの姿がみられた。

 JR西日本によると、山陽新幹線の広島支社管内(三原―博多)での下りの指定席予約率は29日は81・1%で、昨年の2倍以上だが、コロナ禍前と比べると6割程度という。

 横浜市の会社員、古林昌昭さん(51)は妻子との計4人で2年ぶりに広島市の実家に帰省。「去年はよう帰らんかった。ちょっとコロナが落ちつき、ワクチン接種もしたので帰りやすくなった」。息子で小学5年の直樹さん(11)は「やっと来られた」と祖父母らとの再会を楽しみにしていた。

 浜松市から広島市西区の夫の実家に帰省するという桐木美鈴さん(36)は、義母が駅で子どもたちを出迎える姿を見て、「会えて良かった」と話していた。(岡田将平)

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