冬の名物サンタ列車が出発 信楽高原鉄道
吉村駿
信楽高原鉄道(滋賀県甲賀市)の冬の名物、「サンタ列車」の運行が13日から始まった。荷棚や窓がクリスマス仕様に飾り付けられ、乗車した子どもたちは、「すごい、すごい」と喜んでいた。25日まで運行する。
「子どもたちにクリスマスを楽しんでもらい、列車利用も促進したい」との思いから始めた企画で、今年で22回目。サンタ列車は、信楽駅~貴生川(きぶかわ)駅を午前中に2往復する。
車内は、サンタとツリーの絵や色とりどりのボールなどで飾り付けられている。サンタの格好をした乗務員から、お楽しみの「プレゼント」をもらえるのも魅力の一つだ。
初日の13日は、びわこ学院大(滋賀県東近江市)の学生4人もサンタの格好で登場した。絵本の読み聞かせや、子どもたちと一緒にぬいぐるみ遊びをした。学生らは今後も信楽高原鉄道と協力し、車内で実施する様々なイベントを企画していくという。
栗東市の会社員、川合豪さん(32)は、3歳の息子ら家族4人で乗車した。「息子は最近サンタの存在を知ったばかりなので連れてきました。とても楽しそうにサンタの読み聞かせを聞いていて、私もうれしかったです」と笑顔だった。
サンタ列車の運賃は大人940円、小人480円。未就学児は、大人1人につき2人まで無料となる。事前に予約が必要。問い合わせは信楽高原鉄道総務課(0748・82・4366)へ。
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