実際は使えないけど… 自分専用の定期券作ろ ことでん18日に催し
福家司
【香川】高松琴平電鉄(ことでん)は18日、高松市常磐町の瓦町FLAGで、自分だけのオリジナル定期券を作る初のワークショップを開く。ただ、実際の使用は不可となっている。
ことでんの定期券は2005年2月から、紙製からICカード「IruCa(イルカ)」に変更。しかし、社内にはまだ多くの紙製定期券の台紙が残っていることからワークショップを企画した。台紙に定期券の通用区間を示す駅名印や有効期間を示す日付印、駅長印などを押し、持ち帰ってもらう。参加費は一人300円。
ことでん地域開発本部の西山公章さんは「駅名印はほぼ全駅そろっていると思う。子どもより鉄道ファンの大人の参加が多いかもしれない」。
「お忘れ物市&鉄道グッズ販売」のイベントの一つ。当日は傘、時計といった忘れ物や、車内に張り出されていた路線図や運転士の時刻表などの鉄道グッズ、銚子電鉄から仕入れたぬれ煎餅やまずい棒なども販売する。午前10時~午後3時。問い合わせはことでん地域開発本部(087・812・7292)へ。