来年4月に木次線の市民劇 応援メッセージ募る 雲南市
市民による島根県雲南市の「創作市民演劇」が来年4月29、30日、JR木次駅前のチェリヴァホール(同市木次町)で、木次線をモチーフにした新作劇の披露を計画している。木次線を題材にするのは初めてといい、脚本などの参考にするため、木次線の思い出や応援メッセージなどを今月31日まで募っている。
劇団は2008年に市民らが「雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会」を結成して始まった。10年の初舞台以来、戦国時代の尼子氏に仕えた武将・山中鹿介(しかのすけ)や、「長崎の鐘」などの著作を通して平和を訴えた医師・永井隆博士ら、県にまつわるテーマを中心に公演してきた。
実行委員会によると、木次線存廃が話題になる中、演劇を通じて木次線を盛り上げるとともに、「地域の資源、身近な宝を見つめ直す機会にしたい」と舞台化の意図を説明する。
脚本・演出は、数々の作品を手がけて高い評価を受ける県立高校教諭の亀尾佳宏さんが今回も担う。劇の題名や内容の詳細は今後詰める。
思い出などの募集は10月から始めた。夫との出会いや出兵時の話など、70代以上を中心にエピソードが寄せられているという。締め切りは当初11月末だったが、沿線の奥出雲町からも協力の声が上がって1カ月の延長を決めた。「脚本の肉付けや舞台を盛り上げる逸話を届けてもらえたら」(実行委事務局)と期待する。
応募の詳細は劇団ホームページ(https://unnan-engeki.com/)で。抽選で市特産品を贈る。
出演者(30人程度)とスタッフも募っており、応募資格は山陰両県に住む高校生以上。来年1月7日締め切り。2月から稽古を始めるという。
問い合わせは事務局(0854・42・1155)へ。
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