大晦日の終夜運転、山手線など首都圏路線で実施 私鉄は判断わかれる

小川崇
[PR]

 JR東日本は13日、今年は大みそかから元日にかけて、終夜運転を実施すると発表した。昨年はコロナ禍の影響で見送っていた。

 JR東によると、首都圏の山手線京浜東北線中央線快速、中央・総武線(各駅停車)など9路線で実施する。山手線では1日午前1~5時ごろの間、約15分間隔で、京浜東北線は桜木町―大宮間で午前1~4時ごろに、約30~45分間隔で運転する。一方、コロナ禍前に例年運転していた京葉線や常磐線各駅停車(綾瀬―我孫子)、成田線(成田―我孫子)は、利用者が少ないなどの理由で取りやめる。同社の担当者は「周辺のイベント状況も鑑みた」と話している。

 首都圏の私鉄では、小田急電鉄京急電鉄は終夜運転を実施しない。「沿線の初詣などでの密を避けたい」(小田急)「周辺のイベント中止を受けて」(京急)という。京王電鉄は、約60分間隔で京王線の終夜運転を実施する。東急電鉄は、終電後に臨時列車を東横線田園都市線で1本運転するという。(小川崇)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら