ラビュー運転台かっこいい! 西武グループが「塾」、子どもが体験
日高敏景
子どもたちに様々な学びの場を提供しようと、西武鉄道の小手指車両基地(埼玉県所沢市)で5日、鉄道に関する仕事の体験会が開かれた。特急ラビューの運転台でハンドルを握ったり、パンタグラフと接するトロリ線の点検をしたり、子どもたちは、ふだんできない体験に目を輝かせた。
ホテルの仕事や田植えの体験など、西武グループ各社の職場や地域との連携を生かした月1回の子ども応援プロジェクト「西武塾」の一コマ。コロナ禍でオンラインでの講座が続いたが、この日の鉄道体験は安全対策を徹底して2年ぶりに開催された。
東京都清瀬市の小学2年、佐藤琳太郎君(8)はトロリ線の点検などで使う鉄道用の高所作業車に乗り、興味津々。「ラビューの運転台も、かっこよかった。外もよく見えたよ」とうれしそうに話した。
「西武塾」の問い合わせはメールで事務局(seibujuku@seibuholdings.co.jp)へ。