JR北海道と道警が不審者対応訓練 札幌駅
川村さくら
列車内での刺傷事件などが相次ぐなか、JR北海道と北海道警は2日、刃物を持った不審者に対応する訓練を札幌駅で行った。計約120人が参加した。
訓練の想定は、走行中の車内で包丁を持った男が暴れているというもの。別の車両へ逃げていく乗客役が壁の「SOSボタン」を押すと、低いアラーム音が車内に響いた。停止した設定の車内に「緊急事態が発生しました。逃げてください」というアナウンスが流れたあと、警察官らが車内に入り、さすまたで犯人役の男を確保した。
列車内の事件は8~11月、東京都の小田急線や京王線、九州新幹線で相次いだ。JR北の山北一郎・安全推進部課長は「お客様に安心して、ご利用いただけるよう取り組んでまいりたい」と話した。(川村さくら)
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