燃料電池バス出発進行! 中四国で初の路線運行が徳島県でスタート
伊藤稔
水素を燃料とし、走行中は二酸化炭素を排出しない燃料電池バス2台の路線運行が1日、徳島県内で始まった。徳島バス(徳島市)が運行し、JR徳島駅を発着点に鳴門公園などと結ぶ4路線(計11便)を走る。燃料電池バスの路線運行は中四国で初めてという。
この日はJR徳島駅前で出発式が開かれ、飯泉嘉門知事が「皆様と力を合わせ、グリーン社会の実現を徳島からできるよう協力をお願いします」とあいさつ。徳島バスの金原克也社長は「2両を導入することで運行や整備、災害時の給電といったノウハウの蓄積に努めたい」と話した。