京阪電鉄の線路に入って電車撮影 容疑の「撮り鉄」少年を家裁送致

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 京阪電鉄の駅のホームからおりて線路内に無断で立ち入ったとして、大阪府警は10日、東京都の無職少年(19)を鉄道営業法違反の疑いで大阪家裁に書類送致した。9日付。「いい写真が撮りたかった」と容疑を認めているという。

 旭署によると、少年は4月1日午後3時ごろ、京阪電鉄森小路駅のホームから線路内に立ち入った疑いがある。けが人はいなかった。少年は府警の調べに、試運転中の電車の撮影をしていたと説明。また、森小路駅はホームに入るまでの直線距離が長く、撮影がしやすいなどの理由で車両撮影の愛好家「撮り鉄」には人気のスポットで、自分が撮影した当時もほかに30人ほどホーム上にいたと話しているという。

 京阪電鉄の担当者は「京阪電鉄のファンとして撮影を楽しんでもらうのはうれしいが、線路に立ち入るような危険な行為は絶対にやめてもらいたい」と話した。

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