冬を前にラッセル車を整備 JR米子支社

大谷秀幸
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 雪による列車への影響を最小限にとどめるためのラッセル車の整備=写真=が2日、鳥取県米子市JR西日本米子運転所構内の後藤総合車両所運用検修センターであり、JR米子支社が報道各社に公開した。

 米子支社では例年、11月25日から翌年3月31日までを雪害対策期間としている。今冬もラッセル車を鳥取市の鳥取鉄道部に2両、米子運転所に1両配備し、山陰線、因美線、伯備線、境線で運転する。昨冬は、山陰線で7日、因美線で4日、伯備線で1日出動した。

 整備では、雪をかいて線路外に出す除雪装置の動作を確認し、ボルトの緩みがないかなどを点検した。運用検修センター車両管理係の二宮圭祐さん(29)は「通常通り運行できるよう、お客さまに安全安定輸送を提供できるよう、整備を進めていく」と話した。(大谷秀幸)

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