首都圏の山手線や在来各線、運転見合わせ 東海道新幹線東京―静岡も

【動画】地震の影響で全線運転を見合わせた東京メトロ東西線の門前仲町駅では再開を待つ客であふれた
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 JR東日本によると、7日午後10時55分現在、地震の影響で、山手線をはじめとする首都圏の在来線各線は運転を見合わせている。

 東海道新幹線は午後10時50分現在、東京―静岡間で、安全確保のために送電停止して運転見合わせ。再開の見込みはたっていない。

 東京メトロによると、地震のため東西線は全線で運転を見合わせている。

 羽田空港は4本の滑走路をすべて閉鎖して、現在、点検をしている。緊急着陸やゴーアラウンドの情報はないという。

 日本道路交通情報センターによると、7日午後11時半現在で、首都高では都内を中心に広い範囲で通行止めになっている。東名高速道路では厚木インターチェンジ(IC)―伊勢原ジャンクション(JCT)間で通行止めに。このほか、第三京浜の全線、横浜新道の保土ケ谷IC―新保土ケ谷IC間の上下線でも通行止めになっている。

 小田急線は全線で運転を見合わせていたが、7日午後11時3分に全線で運転を再開した。

 羽田空港では午後11時現在、4本ある滑走路を順次再開し始めた。滑走路閉鎖中に到着予定だった3便は、すでに着陸しているという。

 JR東日本によると、東北新幹線は午後11時22分、上越・北陸新幹線は午後11時54分に運転を再開した。一方、東海道新幹線は東京―小田原間で運転見合わせが続いている。

 地震の発生時、新宿から八王子方面に向かう京王線特急電車内には多くの乗客がおり、地震の発生を伝えるスマートフォンの音が一斉に鳴り出した。

 走行中の車内では揺れはほとんど感じられなかったが、直後に安全確認のため停車。「震度5の情報があります」とのアナウンスが入ると「え!」と乗客から声が上がった。10分ほどして運転を再開したが、その後は速度を25キロほどに落として走行した。

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