車窓の風景眺めジビエ料理に舌鼓 西鉄、観光列車でディナーコース

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 西日本鉄道は、観光列車「THE(ザ) RAIL(レール) KITCHEN(キッチン) CHIKUGO(チクゴ)」で9月から、野生のイノシシ肉などの「ジビエ」を使ったディナーコースを出している。車窓の風景とともに、ジビエに触れてもらい、消費拡大につなげたい考えだ。11月28日まで。

 車内で提供するのは、福岡県八女市豊前市で捕れたイノシシや鹿の肉。ハンバーグやステーキのほか、フランス料理のテリーヌやリエットに仕上げた。見た目もオシャレで、女性でも食べやすくした。

 県によると、ジビエ料理に利用される野生鳥獣は、捕獲頭数全体の1割ほどで、多くは廃棄処理されている。料理を監修した旅館「清流庵(あん)」(朝倉市)の小野貴史・総料理長は「ジビエのおいしさを知って、多くの人に『たまにはジビエを食べに行こう』となってほしい」と話した。

 レールキッチンは沿線地域の活性化などを目的に、西鉄が天神大牟田線で2019年に始めた。金土日祝日のディナーコースの運行は西鉄福岡(天神)駅発着で、税込み1万1千円。予約はホームページ(https://reserve.railkitchen.jp/別ウインドウで開きます)などで。

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