鉄路が醸す昭和、ポストカードに JR相模線開業100周年記念

秦忠弘
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 JR相模線の開業100周年を記念したポストカードが10月1日、発売される。1972(昭和47)年に撮影された記録映画から八つの場面が選ばれた。

 相模線(茅ケ崎~橋本)は1921年9月28日に茅ケ崎―寒川間が開業し、31年に全線開通した。記録映画「相模線」は、神奈川県海老名市の8ミリフィルムサークル「郷土史料保存会」のメンバーが制作。上映時間は約30分で、当時の車両や駅舎に加え沿線の祭礼や農作業などの様子が描かれた。

 寒川町にある公文書館「寒川文書館」は映画の中から八つの場面を選んでポストカードにした。8枚入りで1組500円。200組準備した。文書館で直接買い求めるか、代金と送料120円の計620円を現金書留で送る。問い合わせや郵送先は寒川文書館(〒253・0106 寒川町宮山135の1。電話0467・75・3691)へ。

 文書館では「相模線 100年の記録」と題し、ホームページ上で、関連の記録資料などを公開し、記録映画「相模線」のシナリオも公開している。(秦忠弘)

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