奈良交通、10月1日からダイヤ改定 48路線で土日祝減便

渡辺元史
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 奈良市の奈良交通は10月1日からダイヤ改定し、土日祝を中心に48路線で減便する。減便は、JR奈良駅や近鉄奈良駅などを発着する路線で、平均で17%減らす。コロナ禍以前から利用者が減少していたことが理由という。

 減便は、県北西部と京都府南部の主要15駅を発着する48路線が対象。路線ごとに減便の時間帯が異なる場合もあるが、おおむね1時間あたり1~2本減る見込み。減少率は最大40%で、最小は5%だった。京都府南部などで運行する加茂線、精華台住宅線、光台住宅線、祝園登美ケ丘線は平日も減便する。

 このほか、阪奈道路線や西の京高校線など9路線は、減便はしないが時刻を変更する。加茂線は、梅美台~南加茂台を減便し、梅美台循環系統を新設する。

 同社の担当者は「利用状況に応じた減便。ご不便をおかけするが、ご理解頂きたい」と説明した。

 問い合わせは、同社お客様サービスセンター(0742・20・3100、毎日午前8時半~午後7時)。運行時刻などの詳細は、奈良バスなびweb(https://navi.narakotsu.co.jp別ウインドウで開きます)。(渡辺元史)

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