2年ぶり「アートフェアアジア福岡」 45画廊の現代美術が一堂に

上林格
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 2年ぶり6回目となる「アートフェアアジア福岡2021」が22日、JR博多駅ビルの博多阪急で始まった。11都府県に拠点を置く45画廊が集まった現代美術の祭典。ストリート系アートの作家の作品5点が販売開始5分で完売するなど初日から盛況だった。

 コロナ禍で昨年は中止。それまでは現代美術に特化したホテル型アートフェアを中心に続けてきた。今回は「密」を避けるためホテル型はやめて、百貨店の広い催事場に変えた。西日本では、7月に大阪で開かれたアートフェア(46画廊)に次ぐ規模になる。

 実力派画廊ばかりのブースには絵画・立体作品・写真・映像・版画など1千点以上が並ぶ。今年3月、107歳で亡くなった篠田桃紅の作品も出品されている。その場で買える店もあれば、申し込んで会期終了後に抽選で購入者が決まる店もある。入場無料。26日まで。(上林格)

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