かっぱに鬼、あのヒーローも!予土線ラッピング列車、10月に勢揃い

福家司
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 JR四国は14日、予土線を中心に走るラッピング列車を宇和島駅(愛媛県宇和島市)に一堂に集めるイベント「予土線FunFun祭り」を10月9、10日に開くと発表した。

 予土線には、トロッコ列車の「しまんトロッコ」、0系新幹線をモチーフにした「鉄道ホビートレイン」、海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」の「予土線3兄弟」が走っている。7月には沿線の愛媛県鬼北町をPRする「鬼列車」と海洋堂ホビートレイン「ウルトラトレイン号」が加わり、5列車合わせて「Yodosen FunFun Trains」と命名された。

 イベントはJR四国が主催し、地元市町などでつくる愛媛、高知両県の予土線利用促進対策協議会が協力。主に予讃線を走っている南予キャラクター列車「おさんぽなんよ号」も加わった6列車7両が、10月9日午前9時から約30分間、宇和島駅ホームにそろうのに合わせて、セレモニーが開かれる。その後も2~5列車が入れ替わりながら9、10両日の午前9時~正午に展示され、車内の見学や撮影ができる。

 また、「海洋堂ウルトラマンフィギュア展」を開催中の海洋堂ホビー館四万十(高知県四万十町)へのアクセスのため、窪川―江川崎間にウルトラトレイン号による臨時列車も両日運転される。

 祭りは10月1日から始まる大型観光キャンペーン、四国デスティネーションキャンペーンの一環。JR四国の長戸正二・鉄道事業本部長は「ラッピング列車が増えたので、一度集めてみることにした。沿線自治体と協力して、路線の活性化につなげたい」と話している。(福家司)

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