山手線、運転を再開 湘南新宿ライン・埼京線なども

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 20日午後5時半ごろから全線で運転を見合わせていたJR山手線は、約4時間後の午後9時40分ごろに運転を再開した。

 同様に運転見合わせが続いていた湘南新宿ラインの全線、埼京線の池袋―大崎間、相鉄線直通列車の新宿―羽沢横浜国大駅間は、午後9時55分ごろに運転を再開した。

 運転見合わせは、渋谷変電所東京都渋谷区)のトラブルのためだという。

 駅間で停車している電車から客を降ろす影響で、中央・総武線(各駅停車)の三鷹―千葉間、中央線(快速)の東京―高尾間でも上下線で運転を見合わせていたが、午後9時までにいずれも運転を再開した。

 山手線の一部区間では電気の少ない状態で復旧したといい、21日の山手線は始発から本数を1割程度減らす可能性がある。その他の路線は通常運転となる見通しだという。

 JR新宿駅は20日午後9時ごろ、電車に乗れない乗客らで混雑していた。会社員の女性(23)は「大宮駅に帰りたいのに、もう1時間ぐらい待っている。明日も朝から仕事があるのに」。

 都内に芝居を見に来たという男性(75)は「駅に着いたら人がいっぱいで、どうしたのかと思った。ホテルのある駅まで帰りたい」と話していた。

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