沖縄のモノレール駅、エスカレーターが動かない理由

沖縄タイムス
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 沖縄都市モノレール「ゆいレール」安里駅のエスカレーターが5月6日に故障し、1カ月半近くたった現在も利用できない状態が続いている。修理に必要な部品の調達が新型コロナウイルスの影響で遅れているためで、再開は今月25日ごろになる見通しだ。

 故障したのは、大きな振動など異常を感知した時にエスカレーターを緊急停止させる安全装置。韓国製メーカーのものを使っており、現地からの部品調達がコロナ禍で遅れているという。

 構内のエスカレーターはこの1台のみ。利用者が誤って入らないように入り口には柵が置かれ、お年寄りや荷物の多い人は代わりにエレベーターを利用していた。

 同社は「ご不便をお掛けして申し訳ない。できるだけ早く再開したい」と話している。ほかの駅のエスカレーターに不具合はないという。

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