JR大湊線100周年まで100日 大湊駅にボード設置

安田琢典
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 9月25日に開通100周年を迎えるJR大湊線の終着駅にあたる大湊駅(青森県むつ市)に17日、残り日数を示すカウントダウンボードが設置された。地域住民と一緒に100周年を盛り上げようと、利用者のメッセージを貼り付けるボードも設置された。

 カウントダウンボードはJR東日本の社員が手作りしたもので、縦29センチ、横42・5センチ。ボードを支えるイーゼルは、地元の県立むつ高等技術専門校木造建築科の2年生4人が県産ヒバ材で作った。また、メッセージを書いた先着100人に缶バッジが贈られる。

 この日は、100周年まであと100日の節目にあたる。お披露目にあたり、松橋昌幸駅長(59)が「新型コロナの早期収束を願いながら、9月25日を待ちたい」とあいさつし、同校のメイソン翔輔(しょうぶ)さん(18)は「大湊駅を利用する際は、ぜひ作品に目をとめてほしい」と話した。

 大湊線は1921(大正10)年3月20日、野辺地町の野辺地駅と横浜町の陸奥横浜駅間が開業し、同年9月25日に大湊駅まで延伸された。全長58・4キロ、11駅の非電化単線で、88年にはJR東日本管内で初めてワンマン運転を始めた。(安田琢典)

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