飲食配達員に自転車交通安全セミナー 県警、2例目

三井新
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 コロナ下で飲食の宅配需要が高まり、自転車に乗った配達員たちが街中を行き交う。不慮の事故を未然に防ごうと、宮城県警が配達員向けの交通安全セミナーに力を入れている。

 JR仙台駅そばのオフィスビルで15日、県警交通企画課の担当者がヘルメットや保険加入の大切さを力説していた。参加したのは、今月に市内でサービスを始めた米飲食宅配大手「ドアダッシュ」の配達員11人。

 県警の担当者は「配達員の運転マナーは良く思われていない」としつつ、「プロの運転手としてイメージアップの一翼を担っていただければ」と呼びかけた。その後、自転車シミュレーターを用いて、後方確認の徹底などを指導した。

 配達員の堀田陽太郎さん(26)=仙台市泉区=は「急ぐことが多いが、これからは安全運転に気をつけたい」と話した。

 こうした配達員向けセミナーは昨秋の飲食宅配代行サービス大手「ウーバーイーツ」に続く2例目。県警は今後も業者からの依頼に対応する。(三井新)

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