白バラ牛乳列車走る 大山まきばみるくの里

ライター・田中泰子
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 6月は「牛乳月間」。中国地方最高峰の大山にある観光施設・大山まきばみるくの里(鳥取県伯耆町小林)では、28日まで「白バラ牛乳」のコンテナを積んだ鉄道玩具のプラレールが走っている。月内は牛乳も190円(税込み)で飲み放題だ。

 施設は白バラ牛乳を製造する大山乳業農業協同組合(琴浦町)の運営で、家族連れに喜んでもらおうと初めて企画した。

 列車が走るのは、レストラン中央にある幅約7メートルのテーブル。施設の内装に合わせ、緑色のレールと茶色の柱が立体的に組まれている。白バラ牛乳や白バラコーヒー牛乳の図柄が描かれたコンテナが牛柄の機関車にひかれ、終日快走している。

 車両は鳥取県倉吉市を拠点にプラレールのイベントなどを開く「ぐりぷら」の真壁浩志さんが5年ほど前に手がけたもの。JR西日本の豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」や、鬼太郎列車など、山陰を走る列車も走らせている。施設の中村広文支配人(55)は「牛乳を飲みながら、楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は午前10時から午後5時。火曜定休。問い合わせは大山まきばみるくの里(0859・52・3698)へ。

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