GW特急利用、前々年を大きく下回る JR西米子支社

大谷秀幸
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 JR西日本米子支社は、ゴールデンウィーク期間(4月28日~5月5日)の管内の特急列車の利用者が計1万9764人だったと発表した。記録が残る1989年以降最低だった前年の6462人より増えたが、過去2番目に少ない利用だった。

 新型コロナウイルスの影響が出る前の前々年比では22%だった。4都府県に緊急事態宣言が出されるなど、遠方からの利用が多くなかったとしている。

 主な利用は、やくもが9438人で前年比417%(前々年比20%)▽サンライズ出雲が1737人で同614%(同79%)▽スーパーはくとが4019人で同575%(同17%)▽スーパーいなばが2281人で同691%(同30%)、スーパーおきが2244人で同768%(同32%)など。

 乗車率が100%を超えた列車はゼロで、自由席の乗車率が100%を超えたのは、スーパーおきの2本だけだった。

 一方、近距離切符の券売機発売は、鳥取、倉吉、米子、松江、出雲市の主要駅で計2万2999枚。前年比307%、前々年比43%だった。(大谷秀幸)

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