愛好家の収蔵品ずらり 厚狭―下関開通120年記念展

貞松慎二郎
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 1901(明治34)年にJR山陽線の厚狭―馬関駅(現・下関駅)区間が開通して今月で120周年になるのを記念し、山口県下関市の鉄道愛好家が30~40年がかりで収集した模型と資料展が、下関駅ビル3階「ふくふくこども館」で開かれている。31日まで。

 地元のカメラマンで、鉄道写真の撮影も続ける渡辺久徳さん(59)。圧巻は「Nゲージ」と呼ばれる小型の鉄道模型。山陽線を走った新旧の列車を子ども目線で並べている。9日午前10時~午後4時にはケースから取り出して「運転会」を開く。下関駅の変遷が分かる写真や絵はがき、記念切符、食堂車のメニューや案内チラシ、神戸―下関間の明治時代時刻表なども目を引く。

 「山口県の産業、文化は山陽線のおかげで築かれた。この機会に歴史を知ってほしい」と渡辺さん。水曜休館。入場無料。貞松慎二郎

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