鉄道むすめ、追分あすなデビュー 四日市あすなろう鉄道

黄澈
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 三重県四日市市第三セクター四日市あすなろう鉄道」の女性キャラクター「追分あすな」が今春、デビューした。鉄道模型で知られる玩具メーカー「トミーテック」が各地の鉄道広報用に展開する「鉄道むすめ」の一人で、県内では三岐鉄道の「楚原れんげ」に次いで2人目。全国では100人目のキャラクターになるという。

 追分あすなは四日市あすなろう鉄道に勤務。女子ラグビーの観戦や旧東海道の散策などが趣味で、誰にでも好かれる元気な駅係員との設定。名前は「追分駅」と「あすなろう鉄道」にちなんでつけられた。

 昨年の開業5周年を記念して企画されたが、コロナ禍の影響で、デビューが遅れた。四日市あすなろう鉄道は、線路幅が762ミリと標準軌の半分ほどのナローゲージで知られ、鉄道ファンらに人気がある。同社の担当者は「今後はアニメファンなどにも興味を持ってもらい、乗車してもらえれば」と話している。

 デビューを記念して、1日から記念往復乗車券セットを、あすなろう四日市駅で販売する。限定300セットで800円。

 キャラクターをあしらったクリアファイル、トートバッグなどのオリジナルグッズの販売も始める。(黄澈)

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