常磐線に車進入、列車と衝突し炎上 運転手見当たらず

小島弘之 谷口哲雄
[PR]

 26日午前0時8分ごろ、茨城県土浦市木田余のJR常磐線土浦―神立駅間で、品川発勝田行きの普通列車(10両編成)が線路内に侵入してきた乗用車と衝突した。同線一部区間で、運転再開のめどが立っていない。

 土浦署などによると、現場は土浦駅から北に約3キロ。衝突で列車の一部が脱線し、乗用車と列車の先頭車両が炎上したが、火は約1時間後に消し止められた。乗客・乗員64人にけがはなかったという。乗用車は線路脇の車道からフェンスを突き破って線路内に進入してきたとみられるが、運転手が見当たらず、署などが行方を調べているという。

 JR東日本水戸支社によると、土浦―羽鳥駅間と、特急「ひたち」「ときわ」の運転を見合わせている。また、取手―土浦駅と羽鳥―水戸駅間は本数を減らして運行中という。バスでの代行輸送などは行われていない。(小島弘之、谷口哲雄)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら