ご・な線に初の新駅 「あき総合病院前」 土佐くろ鉄道

清野貴幸
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 高知県東部を走る土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で13日、新たに「あき総合病院前駅」が安芸市内に開業した。21番目となる駅で、新駅が設けられるのは2002年の運行開始以来初めてという。

 新駅は県立あき総合病院(安芸市宝永町)前にあり、通院者や病院スタッフの足となることが狙い。既設駅の安芸―球場前間(約1・5キロ)のほぼ中間で、すべての列車が止まる。

 駅の前では県や沿線自治体などでつくる活性化協議会が開業式典を実施し、駅ごとに設定されたキャラクターによる「ゴトゴト着ぐるみ隊」がダンスで盛り上げた。土佐くろしお鉄道の金谷正文社長は、あいさつで「新駅で生活路線としての機能が高まり、地域住民の使い勝手がよくなります」と期待を寄せた。

 新駅のキャラは「あきナースちゃん」に決まり、モニュメントを除幕してお披露目された。浜田省司知事らがホームでくす玉を割って開業を祝った。(清野貴幸)

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