聖徳太子ゆかりの地巡って 奈良交通が「わんデイパス」

平田瑛美
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 【奈良】聖徳太子の1400年遠忌にあわせ、太子ゆかりの地を路線バスで巡ってもらおうと、奈良交通が「聖徳太子ゆかりの里 わんデイパス」を発売している。法隆寺のある斑鳩町王寺町など特定エリア内の路線バスが1日500円(小学生以下250円)で乗り放題になる。

 パスが使える路線には、聖徳太子が創建したとされる法隆寺や、戦勝祈願に訪れたとされる信貴山(平群町)などの太子ゆかりの観光地が並ぶ。ほかにも達磨(だるま)寺(王寺町)や奈良市内の世界遺産などを望める明神山(同町)など、名所最寄りのバス停を含んでいる。臨時バスには使えない。

 パスは2500枚を発行予定で、発売期間は2022年3月31日まで。利用は年末年始(21年12月31日~22年1月3日)を除く同期間。奈良交通の担当者は「販売期間も長く、四季折々の風景をお楽しみいただけますので、ぜひ多くの方に使っていただきたい」と話す。

 購入は奈良交通JR奈良案内所・王寺案内所や斑鳩町観光協会などで。詳細は奈良交通ホームページ(https://www.narakotsu.co.jp/別ウインドウで開きます)。問い合わせは同社(0742・20・3100、午前8時半~午後7時)へ。(平田瑛美)

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