仙台線などバス3路線で4月から値上げ コロナ対応影響

西田理人
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 【山形】山交バス(山形市)と宮城交通(仙台市)は18日、4月から山形―仙台線、上山―仙台線、山形―仙台空港線の高速バス3路線の運賃を値上げすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で乗客が減少する一方、車内の密を避けるために運行本数を維持していることなどが理由という。

 改定後の大人の片道運賃は、山形―仙台線が1千円(50円増)、上山―仙台線が1200円(同)、山形―仙台空港線が1700円(100円増)。定期券は、山形―仙台線が通勤1カ月3万6千円(1800円増)、上山―仙台線が同3万9600円(1650円増)などになる。

 同社によると、乗客数が前年比で約半数まで落ち込む一方、山形―仙台線の運休本数を2~3割にとどめるなど、各路線で運行本数を維持していることで経費が増えているという。一方、山形―仙台空港線は昨年4月から運休が続いており、再開時期は未定としている。(西田理人)

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