青森市、交通系ICカード3候補からの愛称募集中 青森
青森市は、2022年春から市営バスなどに導入予定の交通系ICカードの愛称について、3候補の中から県内在住者の投票で決めるキャンペーンを実施中だ。インターネットなどによる投票は21日まで。
愛称の3候補は「Wanoca(ワノカ)」「AOPASS(アオパス)」「Abeca(アベカ)」。市交通部によると、それぞれ、ワノカは「青森を便利にまわる、『わ』(私)のカード」、アオパスは「青森一円、いろんなところで使えるカード」、アベカは「青森の町に気軽に出かけるカード」という意味が込められているという。
新たなICカードはいずれも青森市内を走る市営バス、民間に運行委託している市バス、観光地などをめぐるねぶたん号で利用できるようになる。バス利用時に市独自のポイント付与などのサービスを受けられるほか、電子マネー決済や全国のスイカ対応地域の鉄道でも利用できる。県外からの観光客などはスイカなど交通系ICカードを市内のバスで使える。
投票できるのは県内在住者で1人1票。インターネットの専用サイト(https://touhyo.aomoricity-bus.jp/)やはがきで投票できる。
愛称は春ごろをめどに決める予定。決定した愛称に投票した人の中から抽選で20人に、5千円分のバス運賃支払いに使える新ICカードを贈る。