あめつちは3月6日、おろち号は4月18日から運行へ

杉山匡史
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 JR西日本米子支社は鳥取、島根両県の山陰線を走る観光列車「あめつち」(鳥取―出雲市駅、2両編成)の3~6月と、島根、広島両県を結ぶ木次線を走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」(出雲市―備後落合駅、2両編成)の4~5月の運行計画を発表した。いずれも指定席切符は運行日の1カ月前から販売する。

 「あめつち」は3月6日の運行開始で、土~月曜・祝日を中心に計51本を予定。5月は大型連休に合わせて走らせる。

 「おろち号」は4月18日の出雲市駅発から始める。金~日曜日を中心に計26本(出雲市発11本、木次発15本)を運行し、4月下旬から5月初旬は、ほぼ連日運行する予定。6月は車両の保守・整備などで運休する。

 米子支社によると、昨年は新型コロナウイルスの影響で、「あめつち」は3月1日の運行以降、「おろち号」も4月4、5両日の運行後は、ともに8月21日の再開まで運行していなかった。

 いずれの車両も車内の抗菌加工を施し、出入り口にアルコール消毒液を置くなど感染防止対策をとっている。ただ感染状況によっては計画を変更する場合がある。利用客にはマスクの着用を呼びかけるという。(杉山匡史)

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