流氷物語号 オホーツク沿岸を走る 2月末まで

神村正史
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 北海道東部、オホーツク海沿岸の流氷を眺めながら走るJR釧網線の「流氷物語号」(網走~知床斜里間)が今季の運行を始めている。31日には網走地方気象台から「流氷接岸初日」が発表され、乗客は車窓からオホーツク海に広がる白い絶景を楽しんだ。

 「流氷物語号」は1月30日に運行開始。自由席のみの2両編成で、2月28日まで毎日2往復する。網走からは午前9時45分発と午後0時45分発で、途中2駅に停車。海岸に面した北浜駅には10分間止まり、流氷をじっくり見ることができる。午前9時45分発は3カ所で減速運転もする。

 この列車は2016年まで運行した「流氷ノロッコ号」の後継として17年に導入された。コロナ禍の今季は、客室とデッキを仕切るドアを定期的に開けるなど感染予防策を講じて運行している。運賃は片道大人970円(子どもは半額)。(神村正史)

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